【秋田県】職員採用試験の合格法を解説!

ハチミツちゃん

「秋田県の職員採用試験って、どんな感じなんだろう?」

「じぶんでも受かるのかな…」

秋田県の職員採用試験のこと、よく分からなくて不安になりますよね。

わんこ先生

秋田県の職員採用試験はとても人気のある公務員試験です。

秋田県をふくむ都道府県庁や政令指定都市の公務員採用試験は、「地方上級」とよばれます。

地方上級といっても、自治体ごとに試験内容や特徴がことなります。

この記事では秋田県の公務員採用試験にフォーカスして、

  1. 秋田県職員採用試験の「求める人材」と「職場環境」
  2. 秋田県職員採用試験の「試験種類」
  3. 秋田県職員採用試験の「試験内容」
  4. 秋田県職員採用試験の「試験スケジュール」
  5. 秋田県職員採用試験の「試験対策」
  6. 秋田県職員採用試験の「倍率」

をくわしく解説していきます。

学習のガイドとして参考にし、秋田県職員採用試験の合格をめざしましょう!

 

 

秋田県職員採用試験の「求める人材」と「職場環境」

秋田県がもとめている人材像はこちらです。
こうした素養があることを、論文試験や面接試験のときにアピールしましょう。

  • 「ふるさと秋田」の可能性を信じ、秋田に貢献するという気概をもち、行動力のある人
  • 困難にも粘り強く誠実に取りくみ、前例にとらわれず創意工夫できる人
  • 多様な主体と意識を共有しながらチームとして行動し、目標の達成と自らのさらなる成長にむけ努力できる人

秋田県の思いえがく将来の秋田のすがたは、自然と調和しながら豊かにゆったりと暮らす「高質な田舎」。
その実現にむけて、「産業,エネルギー戦略」「農林水産戦略」「観光,交通戦略」「健康,医療,福祉戦略」「教育,人づくり戦略」「地域力創造戦略」の6つにもとづいて事業をおこなっています。

変革をおそれず、秋田の可能性のためにチャレンジできる人が、秋田県のもとめる人材です。

 

次に、秋田県の職場環境にかんするデータをまとめたので確認してみましょう。

  • 【平均年齢】:42.7歳
  • 【平均給与月額】:398,614円
  • 【年次有給休暇の平均取得日数】:11日
  • 【女性職員の割合】:18.7%
  • 【女性管理職の割合】:6.8%

新規採用職員は、職場の先輩が適切な助言や支援をおこなう「ブラザー,シスター制度」を中心に、職場全体でフォローしてもらえます。

 

秋田県職員採用試験の「試験種類」

秋田県の公務員採用試験は、大きく4つの種類にわかれます。

受験資格といっしょに確認してみましょう。

  • 【大学卒業程度】:年齢が22~34歳
  • 【大学卒業程度 社会人枠 (行政C)】:年齢が59歳以下、民間企業等で職務経験を5年以上有すること
  • 【短大・高校卒業程度】:短大卒業程度は年齢が20~27歳、高校卒業程度は年齢が18~25歳
  • 【警察官A・B】:警察官Aは年齢が32歳以下の大卒者、警察官Bは年齢が18~32歳の大卒以外

年齢はすべて受験翌年の4月1日時点

大学卒業程度などといっても、じっさいに大学を卒業している必要はありません。

年齢要件を満たしていれば受験することができます。

警察官をのぞくそれぞれの種類のなかに、「行政系」や「技術系」の職種がいくつか用意されています。

平成29年度試験で募集された大学卒業程度の職種は、

  • 【行政系】:行政、警察事務
  • 【技術系】化学、農芸化学、農学、農業農村工学、畜産、水産、林業、電気、土木、建築

大学卒業程度の行政職は、4つの試験にわかれています。

  • 【行政A】:一般的な行政職の試験
  • 【行政BⅠ】:スポーツの分野において国際又は全国規模の大会で優秀な成績を収めた実績や経験がある人を採用する試験
  • 【行政BⅡ】:海外留学、青年海外協力隊、高度な社会貢献活動(ボランティア活動、NPO活動)のほか、芸術・文化の分野において国際又は全国規模の大会やコンクール等で優秀な成績を収めるなど、分野を問わず、人に誇れる実績や経験がある人を採用する試験
  • 【行政C (社会人枠)】:多様化する行政ニーズに応えられる企業などで培った経験や専門的な知識・能力、民間のノウハウを有する人を採用する試験

行政Aと行政Bは、採用後の仕事内容や処遇にちがいはありません。

ここからはもっとも受験者が多い、大学卒業程度の行政系職種の採用試験をメインに解説していきますね。

 

秋田県職員採用試験の「試験内容」

  1次試験 2次試験
教養試験 専門試験 論文試験 論文試験 集団面接 プレゼン
テーション
個別面接
行政A
100点

150点

50点

100点

200点
行政B
100点

50点

50点

100点

300点
 
行政C
100点

50点

50点

100点

300点
警察事務
100点

150点

50点

300点

1次試験

行政Aと警察事務の1次試験で課されるのは、「教養試験」「専門試験」の2つです。
行政Bと行政Cでは専門試験がなく、「教養試験」「論文試験」の2つがおこなわれます。

教養試験は公務員試験にとくゆうな科目群の「一般知能分野」、高校までに学ぶことが多い科目群の「一般知識分野」にわかれます。

  • 【一般知能分野】:文章理解(英文/古文/現代文)、判断推理/数的推理/資料解釈
  • 【一般知識分野】:社会科学(政治/法律/経済/社会)、人文科学(日本史/世界史/地理/文学,芸術)、自然科学(数学/物理/化学/生物/地学)

教養試験の試験時間は120分。

各科目の出題数は、

科目 出題数
政治 1
法律 3
経済 3
社会 4
日本史 2
世界史 2
地理 2
文学,芸術 1
数学 1
物理 1
化学 2
生物 2
地学 1
英文 5
古文 1
現代文 3
判断推理 9
数的推理 6
資料解釈 1
合計 50

地方上級の教養試験は、この表のように全50問の出題がきほんです。

ですが秋田県のばあい、合計回答数が40問になるよう各科目の出題数をどくじに増減しています。

公務員試験の各区分ごとに、必要な専門的知識をはかるために実施されるのが専門試験です。

行政系職種のばあい、専門試験は「行政系科目」「法律系科目」「経済系科目」から出題されます。

  • 【行政系科目】:政治学/行政学/社会政策/社会学/国際関係
  • 【法律系科目】:憲法/行政法/民法/刑法/労働法
  • 【経済系科目】:ミクロ経済学/マクロ経済学/財政学

専門試験の試験時間は120分。

各科目ごとの出題数は、

科目 出題数
政治学 2
行政学 2
社会政策 3
国際関係 2
憲法 4
行政法 5
民法 4
刑法 2
労働法 2
ミクロ経済学/
マクロ経済学
9
財政学 3
(経営学) (2)
合計 40

地方上級の専門試験は、この表の出題数がきほんです。

ですが秋田県のばあい、経営学は出題されません。
合計回答数が40問になるよう各科目の出題数をどくじに増減しています。

行政Bや行政Cで課される論文試験は、それぞれに関連するテーマに対して、60分800文字以内で回答を記述します。

過去の出題テーマは、

  • 求める人材像を踏まえ、あなたが持っている卓越した実績や経験は何ですか。また、その実績や経験を得る過程で培ったものを、どのように秋田県のために活かしますか。具体例を挙げて述べなさい。(行政B)
  • 求める人材像を踏まえ、あなたがこれまで培ってきた職務経験の中で最もアピールできるものは何ですか。また、それを、どのように秋田県のために活かしますか。具体例を挙げて述べなさい。(行政C)

行政Aと警察事務の配点は教養試験が100点、専門試験が150点。
行政Bと行政Cの配点は、教養試験が100点、論文試験が50点です。

2次試験

行政Aの2次試験では、「論文試験」「集団面接試験」「個別面接試験」が課されます。
警察事務は集団面接がおこなわれません。

行政Bと行政Cの2次試験は、「論文試験」「集団面接試験」が共通です。
そのほか、行政Bは「プレゼンテーション試験」、行政Cは「個別面接試験」が課されます。

論文試験は出題されたテーマに対して、60分間、800文字で回答します。
どの試験種も同じテーマです。

過去の出題テーマは、

  • 秋田県の課題について一つ取り上げ、「ピンチはチャンス」又は「逆転の発想」をキーワードにして、その課題を解決するにはどうすればよいか、あなたの考えを述べなさい。(平成29年度)
  • あなたの考える「日本に貢献する秋田、自立する秋田」の姿はどのようなものか述べなさい。(平成28年度)

2次試験の配点は、論文試験が50点、集団面接試験が100点、プレゼンテーション試験が300点。
個別面接試験は行政Aのばあい200点、行政Cと警察事務のばあい300点です。

最終合格者は、各試験の合格基準をみたしたうえで、1次試験と2次試験の総合得点の順位で決まります。

 

秋田県職員採用試験の「試験スケジュール」

平成30年度に実施される一般行政Aの試験日程はこちら。

  1. 【1次試験】:6月24日
  2. 【1次合格発表】:6月下旬
  3. 【2次試験】:7月中旬~8月上旬
  4. 【最終合格発表】:8月下旬

2次試験の論文試験は、1次試験の日におこなわれます。

1次試験は秋田市のほか、東京都の会場で受験することも可能です。

 

秋田県職員採用試験の「試験対策」

教養試験

教養試験や専門試験は、とにかく科目数がたくさんあります。
出題数が多い科目や、マスターするのに時間のかかる科目から学習するのが鉄則です。

教養試験のなかでは「判断推理」「数的推理」がもっとも重要な科目。
得点源にできる「資料解釈」や「文章理解」も、早いうちから取りくみましょう。

これらの科目の学習が十分にすすんだら、「社会科学(政治/法律/経済/社会)」や「人文科学(日本史/世界史/地理/思想/文学,芸術)」、「自然科学(数学/物理/化学/生物/地学)」の勉強をはじめます。

社会科学は専門試験の科目とかぶる内容が多くあります。
専門試験の政治学や憲法、経済学の学習を優先するのがおすすめ。

人文科学と自然科学は範囲がとても広いわりに出題数が少ないので、時間のかけすぎに注意が必要です。
判断推理や文章理解の学習をメインに続けながら、気分転換として取りくみましょう。

専門試験

専門試験のなかでもっとも理解に時間がかかり、出題ウェイトも大きい科目は「民法」と「経済学」です。
出題数が多くて、教養試験にも登場する「憲法」や「行政法」の学習も早くからスタートします。

法律系科目では憲法がいちばん勉強しやすいので、先にはじめるのがおすすめ。

重要科目の学習がすすんだら、次に行政系科目とよばれる「政治学」「行政学」「社会政策」「国際関係」や、のこる経済系科目の「財政学」に取りかかります。

こうした科目は、ほとんど暗記科目です。
演習問題をくり返しながら、知識をあたまに定着していきましょう。

最後によゆうがあれば、「労働法」と「刑法」の対策をします。
刑法は難解ですが、労働法は得点源になるので勉強しておくのがおすすめです。

論文試験

筆記試験とちがって、「論文はなにを勉強したらいいんだろう」「どうしたら得点が高くなるのか分からない」と疑問に思いますよね。
勉強のしかたが明らかな筆記試験より、対策も不十分になりがち。

でも、論文は筆記試験や面接と同じくらい重要で、合否に影響する試験です。

論文試験を突破するために大切なポイントは、すべてこちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。

面接試験

どんな公務員試験でも、面接は必ず課されます。

筆記試験とちがって、面接はいまいち試験の内容がつかみづらく、どんな対策をしたらいいか不安になりますよね。

事前にしっかり対策したひとと、そうでないひとの差が簡単に見えてしまう試験なので、筆記試験と同じくらい気合をいれて取り組む必要があるんです。

面接試験を突破するために大切なポイントは、すべてこちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。

 

秋田県職員採用試験の「倍率」

平成29年度に実施された大学卒業程度の倍率はこちらです。

大学卒業程度

  受験者 1次合格 最終合格 倍率
行政A 293 77 44 6.7
行政BⅠ 6 4 2 3.0
行政BⅡ 4 4 2 2.0
行政C 88 20 11 8.0
心理判定 8 5 2 4.0
化学 10 5 1 10.0
農芸化学 7 5 2 3.5
農学(一般) 35 20 10 3.5
農業農村工学 6 4 3 2.0
畜産 4 4 2 2.0
水産 2 2 1 2.0
林学 4 3 3 1.3
電気 2 2 1 2.0
土木 19 13 5 3.8
建築 4 3 2 2.0
警察事務 42 18 6 7.0
少年補導職員 4 2 2 2.0
建築(警察) 1 1 1 1.0

短大卒業程度

  受験者 1次合格 最終合格 倍率
一般事務 19 7 4 4.8
保健師 19 12 4 4.8
土木 3 3 2 1.5

高校卒業程度

  受験者 1次合格 最終合格 倍率
一般事務a/b 169 32 14 12.1
農業農村工学 3 3 2 1.5
林学 7 4 3 2.3
電気 4 4 2 2.0
土木 12 11 7 1.7
建築 8 7 4 2.0
警察事務 68 25 8 8.5
一般事務(身障) 5 4 4 1.3

警察官

  受験者 1次合格 最終合格 倍率
警察官AⅠ 25 12 2 12.5
警察官AⅡ 116 78 30 3.9
女性警察官A 32 22 7 4.6
警察官B 147 96 35 4.2
女性警察官B 49 32 10 4.9

 

わんこ先生

これで「【秋田県】職員採用試験を解説!」は終わりです。
おつかれ様でした。

この記事のポイントです。

  • 行政系職種は「行政A」「行政B」「行政C」「警察事務」などがある
  • 教養試験や専門試験にくらべて、面接試験の配点がとても高いので注意