【青森県】職員採用試験の合格法を解説！

「青森県の職員採用試験って、どんな感じなんだろう？」

「じぶんでも受かるのかな…」

青森県の職員採用試験のこと、よく分からなくて不安になりますよね。

青森県の職員採用試験はとても人気のある公務員試験です。

青森県をふくむ都道府県庁や政令指定都市の公務員採用試験は、「地方上級」とよばれます。

• 公務員試験【地方上級】の勉強法を解説！

地方上級といっても、自治体ごとに試験内容や特徴がことなります。

この記事では青森県の公務員採用試験にフォーカスして、

1. 青森県職員採用試験の「求める人材」と「職場環境」
2. 青森県職員採用試験の「試験種類」
3. 青森県職員採用試験の「試験内容」
4. 青森県職員採用試験の「試験スケジュール」
5. 青森県職員採用試験の「試験対策」
6. 青森県職員採用試験の「倍率」

をくわしく解説していきます。

学習のガイドとして参考にし、青森県の合格をめざしましょう！

青森県職員採用試験の「求める人材」と「職場環境」

青森県がもとめている人材像はこちらです。
こうした素養があることを、論文試験や面接試験のときにアピールしましょう。

三方を海にかこまれ、内陸には緑豊かな山々や平野がひろがる青森県。
青森県では豊富な農林水産物や観光資源などの強みをいかし、一方で人口減少や短命県という課題はチャンスととらえ、積極的に活動しています。

チャレンジ精神や柔軟性をもって行動できる人が、青森県のもとめる人材です。

次に、青森県の職場環境にかんするデータをまとめたので確認してみましょう。

新規採用職員は研修にくわえ、職場の先輩職員が指導役となる「トレーナー制度」によってサポートしてもらえます。

青森県職員採用試験の「試験種類」

青森県の公務員採用試験は、大きく4つの種類にわかれます。

警察官をのぞくそれぞれの種類のなかに、「行政系」「技術系」「資格免許系」の試験がいくつか用意されています。

大学卒業程度の職種は、

ここからはもっとも受験者が多い、大学卒業程度の行政系職種の採用試験をメインに解説していきますね。

青森県職員採用試験の「試験内容」

1次試験

大学卒業程度の行政系職種の1次試験で課されるのは、「教養試験」「専門試験」の2つです。

教養試験は公務員試験にとくゆうな科目群の「一般知能分野」、高校までに学ぶことが多い科目群の「一般知識分野」にわかれます。

教養試験の試験時間は120分。

各科目の出題数は、

公務員試験の各区分ごとに、必要な専門的知識をはかるために実施されるのが専門試験です。

行政系職種のばあい、専門試験は「行政系科目」「法律系科目」「経済系科目」から出題されます。

専門試験の試験時間は120分。

各科目ごとの出題数は、

1次試験の配点は教養試験が50点、専門試験も50点です。

2次試験

2次試験では、「論文試験」「集団討論試験(グループワーク)」「面接試験」が課されます。

論文試験は出題されたテーマに対して、60分間、800文字で回答します。

過去の出題テーマは、

集団討論試験(グループワーク)は、受験者数名がグループになり、出題されたテーマに対してグループでディスカッションし、最後に発表します。

過去の出題テーマは、

面接試験は受験者個別におこなわれます。

2次試験の配点は論文試験が50点、集団討論(グループワーク試験)と面接試験があわせて150点です。

最終合格者は、各試験の合格基準をみたしたうえで、1次試験と2次試験の総合得点の順位で決まります。

青森県職員採用試験の「試験スケジュール」

平成30年度に実施される一般行政Aの試験日程はこちら。

1次試験は青森市のほか、東京都でも受験することが可能です。

論文試験は1次試験の日にじっしされます。

青森県職員採用試験の「試験対策」

教養試験

教養試験や専門試験は、とにかく科目数がたくさんあります。
出題数が多い科目や、マスターするのに時間のかかる科目から学習するのが鉄則です。

教養試験のなかでは「判断推理」「数的推理」がもっとも重要な科目。
得点源にできる「資料解釈」や「文章理解」も、早いうちから取りくみましょう。

これらの科目の学習が十分にすすんだら、「社会科学(政治/法律/経済/社会)」や「人文科学(日本史/世界史/地理/思想/文学,芸術)」、「自然科学(数学/物理/化学/生物/地学)」の勉強をはじめます。

社会科学は専門試験の科目とかぶる内容が多くあります。
専門試験の政治学や憲法、経済学の学習を優先するのがおすすめ。

人文科学と自然科学は範囲がとても広いわりに出題数が少ないので、時間のかけすぎに注意が必要です。
判断推理や文章理解の学習をメインに続けながら、気分転換として取りくみましょう。

専門試験

専門試験のなかでもっとも理解に時間がかかり、出題ウェイトも大きい科目は「民法」と「経済学」です。
出題数が多くて、教養試験にも登場する「憲法」や「行政法」の学習も早くからスタートします。

法律系科目では憲法がいちばん勉強しやすいので、先にはじめるのがおすすめ。

重要科目の学習がすすんだら、次に行政系科目とよばれる「政治学」「行政学」「社会政策」「国際関係」や、のこる経済系科目の「財政学」「経営学」に取りかかります。

こうした科目は、ほとんど暗記科目です。
演習問題をくり返しながら、知識をあたまに定着していきましょう。

最後によゆうがあれば、「労働法」と「刑法」の対策をします。
刑法は難解ですが、労働法は得点源になるので勉強しておくのがおすすめです。

論文試験

筆記試験とちがって、「論文はなにを勉強したらいいんだろう」「どうしたら得点が高くなるのか分からない」と疑問に思いますよね。
勉強のしかたが明らかな筆記試験より、対策も不十分になりがち。

でも、論文は筆記試験や面接と同じくらい重要で、合否に影響する試験です。

論文試験を突破するために大切なポイントは、すべてこちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。

面接試験

どんな公務員試験でも、面接は必ず課されます。

筆記試験とちがって、面接はいまいち試験の内容がつかみづらく、どんな対策をしたらいいか不安になりますよね。

事前にしっかり対策したひとと、そうでないひとの差が簡単に見えてしまう試験なので、筆記試験と同じくらい気合をいれて取り組む必要があるんです。

面接試験を突破するために大切なポイントは、すべてこちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。

集団討論(グループワーク)試験

集団討論って「どんなふうに進むんだろう？」「なにを話したら評価されるのかな」と、分からないことだらけですよね。

面接練習は2人いればできますが、集団討論の練習はたくさんの人がいないとできません。
あらかじめ頻出テーマや、評価の高いすすめかたを知っておくと有利です。

集団討論試験を突破するために大切なポイントは、すべてこちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。

青森県職員採用試験の「倍率」

平成28年度に実施された大学卒業程度の倍率はこちらです。

これで「【青森県】公務員採用試験を解説！」は終わりです。
おつかれ様でした。

この記事のポイントです。

• 教養試験、専門試験、論文試験の配点は50点でおなじ
• 集団討論(グループワーク)試験と面接試験があわせて150点と高い
• 最終合格者は1次試験と2次試験の総合得点で決定