【国家一般職】採用試験の合格法を解説!

ハチミツちゃん

国家一般職って、国家総合職とくらべてどんな違いがあるんでしょう?

気になりますよね。

わんこ先生

国家一般職はとくに人気の公務員試験です。
併願するひともたくさんいます。

でも最初は、「国家一般職ってどんな試験?」「どんな勉強をしたらいいの?」と疑問に思いますよね。

国家一般職の試験内容や難易度、試験科目や学習のポイントをすべて解説します!

 

 

目次

国家一般職の「仕事内容」

東京霞が関には内閣府や外務省などがありますよね。
国家総合職はそうした本省に採用されます。

国家一般職のばあいは全国各地の出先機関に採用され働くのが一般的です

政策の企画立案や法律制定などを業務とする国家総合職にたいして、国家一般職はその政策を施行するために必要な事務処理をおもな仕事にする、というちがいもあります。

国家総合職の職員も地方の出先機関への異動はよくあります。
また国家一般職として本省に採用されることも可能です。

 

国家一般職の「異動/昇任/年収」

国家総合職は異動をひんぱんにくり返しますが、国家一般職の異動サイクルは長めです。

ただ、異動とともに昇任していくスタイルにちがいはありません。

昇任するにしたがって給与も増えます。
年齢ごとの平均的な年収は、大手企業の社員にはおよばないようです。

公開されている採用初年度の給与例はこちら。
(大卒程度試験は東京都特別区内に勤務する行政職員の平成29年4月1日の給与例)

大卒程度試験 高卒者試験
213,840円 146,100円

 

国家一般職の「難易度」

国家一般職のほかにも、公務員にはいろいろな種類があります。

種類ごとに大卒程度試験の難易度をランキングにしました。
難易度は筆記試験や面接試験、採用人数などから総合的に判断しています。

  1. 国家総合職
  2. 国家一般職、国家専門職(国税専門官/財務専門官/労働基準監督官など)、国立大学法人等職員、裁判所職員
  3. 地方上級(県庁/政令指定都市)、東京都庁
  4. 東京都特別区(東京都23区)
  5. 市役所(政令指定都市をのぞく)、警察官/消防官

国家一般職の採用試験は、国家総合職についで難易度が高い試験です

学歴が高くても関係なく落ちてしまう試験ですから、かんたんではありません。

試験の難易度は受験年度や、どの採用地域を受験するかによって変わります。

難易度ランキングは参考ていどにとどめてくださいね。

 

国家一般職の「倍率」

大卒程度試験「行政」区分の倍率は下表のとおりです。
(平成29年度試験)

採用地域 採用予定 申込 1次試験合格 最終合格 倍率
北海道 170 1,138 524 375 3.3
東北 170 1,826 620 406 4.5
関東甲信越 730 12,200 2,608 1,724 7.1
東海北陸 260 3,056 1,036 691 4.4
近畿 330 3,987 965 664 6.0
中国 150 1,669 549 432 3.9
四国 90 1,114 303 199 5.6
九州 250 3,141 732 504 6.2
沖縄 60 921 187 128 7.2
合計 2,210 29,052 7,524 5,123 5.7

高卒者試験「事務」区分の倍率は下表のとおりです。
(平成29年度試験)

採用地域 採用予定 申込 1次試験合格 最終合格 倍率
北海道 25 639 58 45 14.2 
東北 30 608 107 71 8.6
関東甲信越 560 7,147 2,239 1,598 4.5
東海北陸 55 507 137 102 5.0
近畿 65 984 144 103 9.6
中国 25 502 60 31 16.2
四国 10 283 32 25 11.3
九州 55 1,359 147 125 10.9
沖縄 20 315 33 21 15.0
合計 845 12,344 2,957 2,121 5.8

国家総合職ほどではありませんが、倍率は高めです。
勉強の得意な受験生が多くあつまることを考えると、難関試験といえます

筆記試験の難易度は国家総合職よりも低くなります。
地方上級とだいたい同じくらいです。

全体的には地方上級よりも難関の試験ですが、競争の激しいいくつかの地方上級の自治体よりは合格しやすい傾向があります。

 

国家一般職の「試験種類」

国家一般職の試験種類は「大卒程度試験」「高卒者試験」の2つに大きくわかれます。

大卒程度試験
  • 【受験資格】:22~30歳まで(受験翌年4月1日時点の年齢)
  • 【試験区分】:行政、電気/電子/情報、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学
高卒者試験
  • 【受験資格】:受験翌年の3月までに高等学校を卒業する見込みの者、あるいは受験年の4月1日から2年以内に高等学校を卒業した者
  • 【試験区分】:事務、技術、農業土木、林業

大卒程度試験「行政」区分は、ほかの試験区分にくらべて受験者数や内定者数が多く、もっとも一般的な試験です

ここからは、この区分について解説していきますね。

 

国家一般職の「採用地域」

国家一般職の大卒程度試験「行政」区分には、いくつかの「採用地域」があります。

  • 北海道
  • 東北
  • 関東甲信越
  • 東海北陸
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄

受験者は勤務したい地域を選んで受験します。

1次試験のときは自分が住んでいるところなど、受験するのに都合がいい地域を選んでかまいません。
2次試験のときに選んだ地域が採用地域に決まるので注意しましょう

霞ヶ関の本省の採用を希望するときは、「関東甲信越」地域を選択します。
ただ、有望な人材を獲得するため、関東甲信越いがいの地域からでも本省に採用されることも可能です。

 

国家一般職の「試験科目/配点」

国家一般職の大卒程度試験は1次試験と2次試験に分かれています。

それぞれで課される試験種目や配点はこちら。

大卒程度試験 試験科目 配点 時間 問題数
1次試験 基礎能力試験 2/9 2時間20分 40問
専門試験 4/9 3時間 40問
一般論文試験 1/9 1時間 1題
2次試験 人物試験 2/9

基礎能力試験、専門試験、論文試験の配点を合わせると、ぜんたいの7/9をしめます。
筆記試験のウェイトは、人物試験(面接)にくらべてとても大きいですよね

1次試験は基礎能力試験と専門試験を合わせて合格者が決定されます。
一般論文試験はふくまれないことに注意が必要です。

最終合格者は1次試験と2次試験すべてを総合して決定されます。

それでは、試験種目の内容を1つずつ確認していきましょう。

基礎能力試験

国家一般職の基礎能力試験は、よく「教養試験」とよばれるものと同じです。

ぜんぶで40問が出題されます。

各科目ごとの出題数は、
(平成29年度試験)

分野 科目 出題数
一般知能 現代文 6
英文 5
判断推理 8
数的推理 5
資料解釈 3
一般知識 時事 3
法律 1
政治 1
経済 1
物理 1
化学 1
地学 1
日本史 1
世界史 1
地理 1
思想 1
合計 40

法律や物理などの一般知識分野にくらべて、現代文や判断推理といった一般知能分野のほうがはるかに出題数が多くなっています

国家総合職とくらべると、現代文が2問多くて英文が2問少ない、資料解釈が1問多いなど特徴があります。

専門試験

国家一般職の専門試験は記述式ではなくマークシート式です。

科目がたくさん用意されているので、その中から8科目40問を選択して回答します。

科目 出題数
政治学 5
行政学 5
憲法 5
行政法 5
民法(総則/物権) 5
民法(債権/親族/相続) 5
ミクロ経済学 5
マクロ経済学 5
財政学/経済事情 5
経営学 5
国際関係 5
社会学 5
心理学 5
教育学 5
英語(基礎) 5
英語(一般) 5
合計 全16科目80問中
8科目40問を選択回答

一般論文試験

国家一般職の一般論文試験は設問と参考資料が与えられ、自分の意見を1,200文字ていどで論述する試験です。

過去の出題例は、

  • 【設問】:東日本大震災が科学技術の各分野や科学技術政策に投げかけた課題は何か、あなたの考えを具体例を交えながら述べなさい
  • 【参考資料】:科学技術白書

創造性の豊かな論文を書く必要はありません。
参考資料を読みとき、出題者の意図をくみとって文章を組みたてることが大切です

人物試験

国家一般職の人物試験とは面接のことです。
集団ではなく個別に面接がおこなわれます。

「コンピテンシー」とよばれる、成果に結びつく行動や能力をつかった面接方法を採用しています
質問の中心は「そのときどう行動しましたか?」と、受験生の過去のエピソードから行動や結果を掘りさげること。

地方上級などにくらべて人物試験の配点が低いことも特徴です。

面接は「採点基準」と「定番の質問」をまずおさえてから、対策をはじめることが大切です。
こちらの記事をぜひ読んでみましょう。

官庁訪問

国家一般職のばあい、試験で最終合格しただけでは採用になりません。
最終合格したあとに志望する官庁を訪問して、内定をもらう必要があります。

最終合格者のうち内定にいたる割合は半分ほどです

最終合格発表の翌日から官庁訪問がスタートします。
官庁訪問初日にその場で内々定をもらうこともあれば、数日訪問してからもらうこともあります。

選択した採用地域の官公庁、または本省に訪問することができます。
期間内であればいくつかの官庁を回ることも可能です。

官庁訪問ではおもに面接がおこなわれます
事前もしくはその場で「訪問カード」を記入して提出し、それにそって面接はすすむのが一般的。

官庁によっては、受験生が集まっての施設見学や説明会、感想文の作成、集団討論、プレゼンテーション発表などいろいろな試験が登場します。

 

国家一般職の「試験日程」

国家一般職の試験日程と採用までのながれはこちら。
(平成29年度実施試験の日程)

  1. 【受験案内】:2月1日~(ホームページに掲載)
  2. 【受験申込み】:4月7~19日(インターネットから行う)
  3. 【第1次試験】:6月18日
  4. 【合格発表】:7月12日
  5. 【官庁合同業務説明会】:7月13~18日、8月20日
  6. 【第2次試験】:7月19日~8月7日
  7. 【最終合格発表】:8月23日
  8. 【官庁訪問】:8月24日~
  9. 【内定】:10月1日~

 

国家一般職の「勉強スケジュール」

国家一般職の対策期間がだいたい1年間あるばあいのスケジュール例はこちら。

試験種目
9~12 1~3 4~6 7 8
基礎能力試験 一般知能    
一般知識      
専門試験    
一般論文試験        
人物試験      
官庁訪問        
  • 【★】:注力して取りくむ試験種目
  • 【☆】:取りくむ試験種目

9~12月

試験勉強はまず基礎能力試験の一般知能と専門試験からはじまります。

一般知能の科目は出題数がとても多く、毎日コツコツと問題を解きつづけることで得点力がみにつきます
専門試験は4/9ともっとも高いので、早くから学習しておきましょう。

1~3月

年明けあたりからは一般知識の対策もスタートです。

一般知識は出題数が少なく、範囲がとても広い科目ばかり。
3問が出題される時事問題の学習に注力します

4~6月

一般論文試験と人物試験の対策は後回しになりがち。

どちらも少し対策をすれば得点力がぐっと高まる、コストパフォーマンスのよい試験です。
公務員予備校の面接指導の予約が空いているうちに、少しずつすすめておきましょう

7~8月

1次試験が終われば2次試験(人物試験)対策に集中できます。

官庁訪問は2次試験のあと2週間~1ヶ月くらいよゆうがあります。
対策はその間に取りくめば大丈夫です。

2次試験が終わる前でも、官庁業務説明会に参加することは忘れずに

 

国家一般職の「基礎能力試験科目の学習法」

国家一般職の基礎能力試験の配点は2/9、出題数は40問です。

基礎能力試験は一般知能と一般知識にわかれます。

  • 【一般知能】:現代文/英文、判断推理/数的推理/資料解釈
  • 【一般知識】:時事、法律/政治/経済、物理/化学/地学、日本史/世界史/地理/思想

出題数は一般知能のほうが圧倒的に多くなっています

現代文/英文、判断推理/数的推理/資料解釈の学習を優先しましょう。

現代文/英文

現代文と英文の出題数を合わせると11問。
コツコツと学習をつみ重ねれば満点もねらえる科目なので、早いうちからしっかり取りくみましょう

現代文は標準的な難易度の問題が多く出題されます。
時間をはかりながら過去問演習をくり返せば、対策は十分です。

英文は難易度が高い問題も登場します。
でも、なじみのある時事的なテーマが多いので読みにくくはありません。
国家一般職だけでなく国家総合職の過去問にも取りくんで、得点力を高めるのがおすすめです。

判断推理/数的推理/資料解釈

「判断推理」「数的推理」「資料解釈」の3科目で16問の出題数です。
基礎能力試験のなかでもっとも重要な科目なので、苦手にせず勉強する必要があります

判断推理と数的推理の問題は、長文で内容も複雑化する傾向にあります。
図表をいくつか使わないと解けない問題がみられることも特徴です。
とつぜん力がつく科目ではないので、少しずつでも毎日継続して学習することが大切。

資料解釈は時間さえあれば正解できる科目です。
過去問演習をとおして、すばやく確実に解く練習をしておきましょう。

時事

過去2年くらいの出来事から出題されます。
頻出テーマは「財政」「社会保障」「環境」「エネルギー」「防災」。

細かなデータをすべて覚えるのは大変なので、数値が上がったか下がったかなど大まかな方向性をおさえるのが効率的です

法律/政治/経済

法律はおもに憲法の人権や統治から出題されます。
まれに「国際法」「行政法」「労働法」などが問われることもあり、完ぺきな対策は難しいです。
専門試験の憲法の学習をすすめていきましょう

政治の頻出テーマは「日本の選挙制度」「各国の政治制度」「国際機関」「中東戦争」など。
専門試験の政治学や国際関係の勉強でカバーできます

経済は法律や政治とちがって、専門試験の経済学と内容がことなる問題が出題されます。
「日本や世界の経済事情」「財政や金融」「経済指標」「経済史」など出題分野は広め。
基礎能力試験の経済の過去問演習にしっかり取りくむ必要があります

物理/化学/生物/地学

「物理」「化学」「生物」「地学」などから合計で3問が出題されます。
高校教科書の練習問題レベルなので、浅く広く学習するのがおすすめ

物理は「力のつり合い」「物体の運動」「エネルギーと運動量」「電気回路」「電流と磁場」が頻出です。
原子の構造やエネルギーが出題される可能性もがるので、基本原理を理解しておきましょう。

化学と生物はテーマを横断した総合問題がよく登場します。
化学は「高分子化合物」「食品添加物」、生物は「生態系」「生物の多様性」などマイナーな分野の出題にも注意して、はば広い対策が必要です。

地学はわりと細かな知識が問われます。
中学理科の「大地の変化」というテーマから基礎をかためましょう。

日本史/世界史/地理/思想

日本史は通史やテーマ史からの出題がほとんど。
「文化」「対外交渉」「教育」「戦乱」「貿易」「通貨」などのテーマを確認しましょう。

世界史は出題範囲がとても広いです。
あまり時間はかけず、よゆうがあれば「絶対王政以降の西洋史」にしぼって対策するのがおすすめ。
難易度はあまり高くなく、明らかに誤りの選択肢が多いので基礎を知っていれば正解できます。

地理は高い難易度ではないですが、広い学習が必要になります。
さっと取りくむなら「地形」「気候」を選ぶのがおすすめ。

思想の出題内容はワンパターンです。
「西洋近現代」「日本の近代思想」「諸子百家」「江戸時代の思想」について、有名思想家の主著やキーワードを整理しておけば正解できます

 

国家一般職の「専門試験科目の学習法」

政治学/行政学/国際関係/社会学

「政治学」「行政学」「国際関係」「社会学」の4つは行政系科目とよばれます。

学習のコツは「学者名」と「学説のキーワード」をセットで覚えることです
国家総合職で出題された新しい学者が、1,2年後に国家一般職で出題されることがよくあるのでチェックしておきましょう。

政治学の頻出テーマは「政治制度」「選挙制度」「現代政治理論」「政党」「圧力団体」「マスコミ」です。

行政学は「行政機構」「行政改革」「地方自治」が頻出。

国際関係は出題分野が分散しているので、まんべんなく学習する必要があります。

憲法/行政法/民法

憲法はこれまでにない判例が登場するなど、難化の傾向があります。
ただ、むやみに学習範囲を広げるより、過去問の知識を確実にすることが効果的です

行政法は選択肢が長文で、そのなかのワンフレーズが誤りという問題がよく出題されます。
本番では解くのに時間をかけすぎないよう注意しましょう。

民法も細かな知識が問われるなど難化していますが、過去問演習に取りくめば得点できます。

ミクロ経済学/マクロ経済学/財政学と経済事情

ミクロ経済学は「消費者理論の計算問題」「外部効果」が最頻出テーマ。
マクロ経済学はすべての分野からバランスよく出題されています。

ミクロ経済学とマクロ経済学はどちらも素直に解ける計算問題が多いので、典型的な解法はすべて使えるようにしておきましょう

財政学と経済事情からは、財政学と日本経済事情が2問ずつ、世界経済事情が1問出題されます。

財政学の頻出分野は「予算原則と予算制度」「財政事情」「地方財政計画」「租税」です。
日本経済事情は「経済成長率」「消費と投資」「貿易」、世界経済事情は「アメリカ」「EU諸国」「中国」が頻出。

経済事情は最新版の時事参考書をつかって学習する必要があります
最新版が発売されるまでは、財政学の制度や理論を先にすすめておくのがおすすめです。

 

国家一般職の「一般論文試験の学習法」

国家一般職の一般論文試験を突破するために必要なポイントは、次の4つです

POINT.1 正しい文章の書き方を覚える

ふだん文章を書き慣れてないと、文章を正しく書くことは意外と難しいものです。
原稿用紙の使い方や日本語の文法など、細かいルールはあまり覚えていないですよね。

論文試験は内容が優れていることのほかに、「文章が正しいかどうか」も形式面として採点基準になります
形式面の採点は減点法。
例えばある漢字を間違って記憶していたら、その漢字を使うごとに知らないうち減点され続けてしまうので、こわいですよね。

公務員試験の論文で、おさえておくべき正しい文章のポイントは多くありません。
すべて解説しますので、覚えてしまいましょう。

POINT.2 答案の構成を理解する

論文を書くたびに「書き出しはどうしよう?」「次の段落でなにを書こう?」と、悩んでいませんか。

論文はテーマを見ていきなり書き始めてはいけません。
まず答案の構成をつくりあげることが、なにより大切です。

構成をつくってから文章を書くと、論文全体に論理的なつながりが生まれるので、合格点を目指すことができます
「次になにを書こうか」と悩まないので文章を書く時間も短縮できるし、練習で書いた回答を1字1句記憶しておくのは無理でも、構成なら覚えられて本番で役立つんです。

どんなテーマでも使える論文の構成をマスターしましょう。

POINT.3 コツを意識する

POINT.2「論文の構成」のとおりに答案が書ければ、合格点は十分にねらえるはずです。
さらに高い得点を目指すときには、下の記事で解説するコツが役立ちます

コツといっても難しいものではありません。
文章を書くときの心がけのようなものです。

これを心がけて文章を書くようになると、数多くあるライバルの答案から抜け出し採点者の目にとまる論文になりますよ。

POINT.4 頻出テーマの答案をつくり、解答例と比べる

論文試験でよく出題されるテーマは決まっています。
下の記事で紹介している頻出テーマに対する答案を、あらかじめ考えておくのがおすすめ。

練習として書いた答案は、公務員予備校の講師などプロに添削してもらうのが一番です。
よいところ、わるいところを客観的にアドバイスしてくれて、だいたいの点数も分かりますからね。

添削をお願いできるひとがいない場合は、この記事の解答例をよく読んでみましょう

解答例は平均的な答案として書いています。
自分の答案と比べると、かいぜんするポイントが見えてくるはずですよ。

 

国家一般職の「面接試験の学習法」

国家一般職の面接試験を突破するために必要なポイントは、次の4つです

POINT.1 回答の構成を理解する

面接で質問されると「どんな話をしよう?」「どういう構成で伝えたらいいだろう」と、焦ってしまいますよね。
面接独特の空気のなかで、質問にすばやく的確に答えるのは難しいものです。

でも、評価の高い面接の回答の構成には決まりがあります

この決まりを理解しておけば、本番でどう話したらいいか迷うことはありません。
落ち着いて自分をアピールすることができます。

面接官から高評価をもらう回答の構成を理解しましょう。

POINT.2 定番質問の回答をつくり、解答例と比べる

面接試験でよく問われる質問は決まっています。
下の記事で紹介している定番質問に対する回答を、あらかじめ考えておくのがおすすめ。

用意した回答は、公務員予備校の講師などプロに添削してもらうのが一番です。
よいところ、わるいところを客観的にアドバイスしてくれて、だいたいの点数も分かりますからね。

添削をお願いできるひとがいない場合は、この記事の解答例をよく読んでみましょう

解答例は平均的な回答として書いています。
自分の回答と比べると、改善するポイントが見えてくるはずですよ。

POINT.3 面接カードをていねいに作る

筆記試験を突破すると、面接カードとよばれる質問項目がならんだ用紙が配られます。
それに回答を書いて、面接時に持参するのが一般的です。

面接直前の控室で配られ、その場で記入するばあいもあります。

民間企業でいうエントリーシートのようなものです。

面接官は事前に面接カードを読み、面接の評価に加味をします。
じっさいの面接も提出されたカードにそって進行することが多いので、面接カードにどんな内容を書いておくかは、とても重要だと分かりますよね

面接官から高評価をもらう面接カードの書き方を理解しましょう。

POINT.4 落ちる人の特徴を知る

せっかくがんばって筆記試験を突破したら、「面接はぜったい落ちたくない」と思いますよね。
面接に「受かりやすいひと」もいれば、ざんねんながら「落ちやすいひと」もいるんです。

落ちやすいひとには共通点があります
こちらの記事をよく読んで、面接でこうなってしまわないよう注意しましょう。

あわせて対策法も解説するので、自覚があるひともきっと改善できますよ。

 

国家一般職の「官庁訪問の対策法」

最終合格したら、いよいよ官庁訪問にのぞみます。

国家一般職の官庁訪問を突破するために大切なポイントは、次の2つです

POINT.1 「官庁独自説明会」に参加する

1次試験の合格発表が終わると官庁合同説明会がおこなわれます。
これとは別に「官庁独自説明会」を開催する官庁があります。

官庁訪問前の官庁独自説明会で、官庁は面接など採用行為を行うことはできません。
ですがじっさいには、「独自説明会に参加したことが評価に影響した」というケースが、受験生から報告されています。

官庁が独自に開催する説明会は情報収集としても役立つので、必ず参加するようにしましょう

POINT.2 「併願状況は?」「なぜここを志望するの?」「転勤は大丈夫?」の頻出質問に答える

国家一般職を受験するひとは、ほかの試験を併願していることがふつです。
官庁訪問では受験生の志望度をたしかめるために、「併願状況は?」「なぜここを志望するの?」と質問されます。

志望度が低いと判断されると採用されづらいので気をつけましょう。
併願状況は一貫性のある受験先だけ答え、そのなかで訪問先が第一志望と伝えるのがおすすめです

国家一般職は所管エリアが広く、転勤が多くあります。
「転勤は大丈夫?」の質問には、もちろん前向きな姿勢を示すことが大切です。

 

国家一般職の「独学/予備校」

国家一般職を受験するひとの半分くらいは独学、のこりは公務員予備校にかよっています。

公務員予備校はお金がかかるので、どうしようか迷いますよね。

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独学でも対策可能な試験種目

  • 基礎能力試験
  • 専門試験

国家一般職の基礎能力試験と専門試験は、独学でも合格レベルまで得点力を高めることができます。
どちらの試験の科目も、質の高い導入テキストや過去問題集がそろっているからです

難関大学合格者や勉強に自信があるひとなら、市販の参考書をつかってひたすら問題演習に取りくめば合格点をこえることは難しくありません。

 

予備校で対策したほうがいい試験種目

  • 一般論文試験
  • 人物試験

一般論文試験の対策は、頻出テーマの答案を作成し、専門的なスキルがあるひとに添削してもらう必要があります。
人物試験(面接)は本番の形式で模擬面接をなんどもくり返すことが、合格への王道です。

どちらも独学で対策するのは厳しい試験種目。

公務員予備校では、論文試験について頻出テーマ分析や、答案作成、添削指導など万全の対策ができます。
面接練習のサポート体制や、先輩合格者の体験記などノウハウの蓄積も十分です。

国家一般職は難関の公務員試験。
よほど筆記試験に自信があったり、論文対策や面接対策の環境を自前で用意できるひと以外は、公務員予備校をつかう方法がおすすめです

 

わんこ先生

これで「国家一般職」の解説はおしまいです。

おつかれ様でした。