【特別区(東京23区)】採用試験の合格法を解説!

ハチミツちゃん

特別区って東京都23区のことですよね。

各区ごとに公務員試験があるのかな?

わんこ先生

東京都特別区は人気の公務員試験です。
併願先のひとつに選ぶひとも多くいます。

でも最初は、「特別区ってどんな試験?」「どんな勉強をしたらいいの?」と疑問に思いますよね。

特別区の試験内容や難易度、試験科目や学習のポイントをすべて解説します

 

 

目次

特別区(東京23区)の「仕事内容」

それぞれの特別区は一般的な市町村と同じ、基礎的な地方公共団体です。

東京都庁よりも特別区の職員は区民に近い立場で、区民のために多様な行政サービスを提供。
各区ごとに名称などはちがいますが、おおむね次のような部署が設置されています。

  • 政策経営部
  • 総務部
  • 区民生活部
  • 保険福祉部
  • 子ども家庭部
  • 環境清掃部
  • まちづくり推進部
  • 教育委員会事務局

 

特別区(東京23区)の「異動/昇任/年収」

特別区の職員は3年を目安に異動します。
部内の異動はもちろん、部をまたいだ異動もさかんです。

昇任は学歴や性別によらず、能力や業績にもとづく選考
努力次第で主任代理⇒係長⇒総括係長⇒課長⇒統括課長⇒部長と昇任することが可能です。

 

昇任するにしたがって、もちろん給与も増えます。
年齢ごとの平均的な年収は、大手企業の社員と同じか少しおよばないくらいのようです。

公開されている採用初年度の給与例はこちら。
(平成29年4月1日の給与例)

Ⅰ類B(大卒程度試験)
219,200円

 

特別区(東京23区)の「学歴/高卒」

公務員試験は公正で公平な競争試験です。
受験資格を満たしていればだれでも受験することができます。

とはいっても、「学歴や出身大学で合否が決まるんじゃないの?」と疑問に思いますよね。
国家総合職のばあい、府省庁によって合格者の学歴にかたよりが見られるのも事実です。

ですが特別区は地方自治体のひとつですから、採用担当者の学歴志向は高くありませんし、じっさいに合格者は全国いろいろな大学の出身です

学歴より筆記試験や面接の結果が重要なことは当然ですから、学歴はあまり気にしないのがおすすめ。

高卒でも特別区の職員になることができます。
「Ⅲ類」という試験区分が高卒程度を対象とする試験です。

 

特別区(東京23区)の「難易度/倍率」

特別区のほかにも、公務員にはいろいろな種類があります。

種類ごとに大卒程度試験の難易度をランキングにしました。
難易度は筆記試験や面接試験、採用人数などから総合的に判断しています。

  1. 国家総合職
  2. 国家一般職、国家専門職(国税専門官/財務専門官/労働基準監督官など)、国立大学法人等職員、裁判所職員
  3. 地方上級(県庁/政令指定都市)、東京都庁
  4. 東京都特別区(東京都23区)
  5. 市役所(政令指定都市をのぞく)、警察官/消防官

特別区の採用試験は、全国の一般的な市役所よりは難易度が高い試験です

学歴が高くても関係なく落ちてしまう試験ですから、かんたんではありません。

試験の難易度は受験年度や、どの区を志望するかによって変わります。

難易度ランキングは参考ていどにとどめてくださいね。

特別区の大卒程度試験「Ⅰ類」の行政職の倍率は下表のとおりです。
(平成29年度試験)

採用予定 受験者 1次合格 最終合格 倍率
980 12,683 4,219 2,176 5.8

ほかの市役所の倍率はだいたい5~10倍くらい。
東京都特別区だからといって、倍率がほかよりも高いというわけではないんです。

ただ受験者は学力に自信があるひとが多いので、難関の公務員試験であることにかわりありません

 

特別区(東京23区)の「試験種類」

特別区人事委員会という組織が、すべての区共通で職員の採用試験をおこなっています。

特別区の公務員試験の種類は、大きく次の3つです。

  • 【Ⅰ類】:大学院卒程度や大卒程度を対象とした試験
  • 【Ⅲ類】:高卒程度を対象とした試験
  • 【経験者】:民間企業などの職務経験者を対象とした試験

採用者数や受験者数がもっとも多く一般的な試験はⅠ類です

Ⅰ類には「行政職」のほか、土木職や機械職などがあります。
ここからは採用者数や受験者数がもっとも多く、一般的な事務職である行政職について解説していきますね

Ⅰ類「行政職」の受験資格は、

  • 31歳まで(受験翌年4月1日時点の年齢)
  • 職種によっては必要な資格や免許を持っていること

Ⅰ類に学歴要件はありません。
大学院卒程度や大卒程度といっても、じっさいに大学院や大学を卒業していなくても受験することができます。

 

特別区(東京23区)の「試験科目/配点」

特別区Ⅰ類の試験種目はこちらです。

一般方式 試験種目 配点 時間 問題数
1次試験 教養試験 2時間00分 40問
専門試験(択一式) 1時間30分 3問
論文試験 1時間20分 1題
2次試験 面接試験

それぞれの試験種目の配点は公開されていません。

教養試験

教養試験はマークシート式で、全48問のうち40問に回答します。

教養試験の科目は「一般知能」と「一般知識」にわかれます。

  • 【一般知能】:現代文、英文、判断推理、数的処理、資料解釈、空間概念
  • 【一般知識】:社会科学、人文科学、社会事情、自然科学

一般知能は全28問が必須回答です。
いっぽう一般知識は全20問のうち、12問を選択して回答します。

各科目ごとの出題数は、
(平成29年度試験)

科目 出題数 回答数
現代文 5 全28問
必須回答
英文 4
判断推理 4
数的処理 7
資料解釈 4
空間概念 4
社会科学 法律 2 全20問のうち
12問選択回答
政治 1
経済 1
人文科学 倫理,哲学 1
歴史 2
地理 1
社会事情 4
自然科学 物理 2
化学 2
生物 2
地学 2
合計 48 40

 

専門試験(択一式)

専門試験はマークシート式で、全55問のうち40問を選択して回答します。

各科目ごとの出題数は、
(平成29年度試験)

科目 出題数 回答数
憲法 5 全55問のうち
40問選択回答
行政法 5
民法(総則/物権) 5
民法(債権/親族/相続) 5
ミクロ経済学 5
マクロ経済学 5
財政学 5
経営学 5
政治学 5
行政学 5
社会学 5
合計 55 40

 

論文試験

論文試験の出題形式は、

  • 【制限時間】:90分
  • 【文字数】:1,000~1,500文字
  • 【テーマ】:2テーマ提示され、1テーマ選択して論述

過去にこんなテーマが出題されています。

平成29年度試験

  1. 近年、放置されたまま老朽化が進行する空き家が全国的に増加し、都市部においても空き家の更なる増加が懸念されています。(中略)このような状況を踏まえ、地域の安全や活力に影響を及ぼす空き家問題に対して、特別区の職員としてどのように取りくむべきか、あなたの考えを論じなさい。
  2. 少子高齢化が急速に進み、人口減少社会を迎える中で、社会の活力を維持し、持続的成長を実現していくために、社会のあらゆる分野において女性の活躍が期待されています。(中略)このような状況を踏まえ、社会における女性の活躍推進について、特別区の職員としてどのように取りくむべきか、あなたの考えを論じなさい。

論文試験は「採点基準」と「頻出テーマ」をまずおさえてから、対策をはじめることが大切です。
こちらの記事をぜひ読んでみましょう。

 

面接試験

面接試験の形式は、

  • 【面接時間】:15分~30分程度
  • 【試験官】:3人~5人程度
  • 【質問】:5~10項目程度

大まかな面接の流れはこのとおりです。

  1. 【入室】:控え室から面接会場の入り口手前まで案内される。入室して席の前で待機し、促されたら着席
  2. 【説明】:試験官または司会から面接の時間や注意事項が説明される
  3. 【面接】:試験官からの質問に回答する。はじめに自己紹介や自己PRを求められるばあいがある
  4. 【退室】:退室を促されたら、挨拶して面接会場を出る

面接試験は「採点基準」と「定番の質問」をまずおさえてから、対策をはじめることが大切です。
こちらの記事をぜひ読んでみましょう。

 

採用面接

特別区のばあい、人事委員会が主催する試験に最終合格しただけでは採用になりません。
自分が希望する区による採用面接を通過して、内定をもらう必要があります。

もし結果が不採用であれば、ちがう区の採用面接にのぞみます。

状況しだいでは希望の区に採用されないばあいや、どこの区にも採用されないことがあるので、手を抜かずに対策しておきましょう

あらかじめ希望する区の政策や部署について情報収集していると、面接で役立ちます。
ホームページ、パンフレット、説明会の資料などに目をとおしておけば十分です。

 

特別区(東京23区)の「試験日程」

特別区Ⅰ類の試験日程と採用までのながれはこちら。
(平成29年度実施試験の日程)

  1. 【受験案内】:3月6日~
  2. 【受験申込み】:4月1日~
  3. 【第1次試験】:5月7日
  4. 【合格発表】:6月23日
  5. 【第2次試験】:7月11~22日
  6. 【最終合格発表】:8月7日
  7. 【採用面談】:8月~
  8. 【内定】:10月1日~

そのほか、職場訪問やインターンシップなどがずいじ開催されています。

 

特別区(東京23区)の「勉強スケジュール」

特別区の対策期間がだいたい1年間あるばあいのスケジュール例はこちら。

試験種目
8~12 1~3 4~6 7
教養試験 一般知能  
一般知識    
専門試験  
論文試験    
面接試験    
  • 【★】:注力して取りくむ試験種目
  • 【☆】:取りくむ試験種目

8~12月

試験勉強はまず、教養試験の一般知能と専門試験からはじまります。

一般知能の科目は出題数がとても多く、毎日コツコツと問題を解きつづけることで得点力がみにつきます
専門試験は難易度が高いので、早くから学習しておきましょう。

1~3月

年明けあたりからは一般知識の対策もスタートです。

一般知識は出題数が少なく、範囲がとても広い科目ばかり。
4問が出題される社会事情の学習に注力します

論文試験の対策は後回しになりがち。

論文試験は少し対策をすれば得点力がぐっと高まる、コストパフォーマンスのよい試験です。
公務員予備校の添削指導の予約が空いているうちに、少しずつすすめておきましょう

4~6月

専門試験と論文試験の学習に、ラストスパートをかけます。

これまでの総復習を中心にするのがおすすめです。

7月

1次試験が終われば2次試験(面接試験)対策に集中できます。

1次試験が終わる前でも、職場訪問や業務説明会に参加することは忘れずに

 

特別区(東京23区)の「教養試験科目の学習法」

特別区の教養試験はマークシート式で、全48問のうち40問に回答します。

現代文/英文

現代文と英文どちらも問題文は短めです。

現代文は「要旨把握」、英文は「内容把握」の出題形式が頻出です。
要旨把握は選択肢にある内容が本文のなかにあっても、筆者がもっとも主張したいことでなければ正解ではないので注意が必要です

時間をはかりながら過去問を毎日コツコツ解き、スピードを速める練習をしましょう。

判断推理/数的処理/資料解釈/空間概念

判断推理は「試合の勝敗」「操作の手順」「暗号」が頻出です。
とくに暗号は毎年のように出題されているので、基本事項と過去問をしっかりと確認しておきましょう

数的処理は広い分野から出題されます。
「素数と素因数分解」「速さ」の問題は難易度が高めです。
「図形」「場合の数と確立」は毎年のように出るので、対策は必須

資料解釈で出題されるのは、毎年ほとんど同じような問題です
登場する資料の形態や選択肢の内容などが固定化しているので、しっかりと対策すれば満点がねらえます。

空間概念は「軌跡」がとてもよく出ます
弧の長さ、回転角度、面積など定番の解法パターンを完ぺきにすること。
そのほか広い分野からバランスよく出題されます。

社会科学(法律/政治/経済)

法律の問題は「憲法」と「法学」の2つにわかれます。
憲法は専門試験の学習で対応できますが、日本国憲法だけではなく、大日本帝国憲法の知識も整理しておきましょう。
法学は過去問と類似した内容が問われるので、過去問演習が大切です。

政治は専門試験の「政治学」や「国際関係」と内容がかさなります。
専門試験の学習を優先し、本番前に教養試験の過去問を解いて出題形式になれるのがおすすめ

経済は計算問題は出題されず、知識問題がメインです。
頻出テーマは「財政」「金融」「国際経済」。
時事的な問題も多いので注意が必要です

人文科学(倫理,哲学/歴史/地理)

倫理,哲学は有名思想家とその説明の組み合わせ問題がほとんどです。
おもな思想家とキーワードをセットにして覚えておけば正解できます

歴史は日本史と世界史どちらも1問ずつの出題。
ほかの試験とちがって「近現代史」にかたよらず広い時代から出題されます
日本史はテーマ史が多く、世界史は古代史や中世史も登場します。

地理は「気候」や「地形」など定番分野の基礎知識を整理しておきましょう。

社会事情

試験前年のできごとを中心に出題されます。
頻出テーマは「法律の制定や改正」「最高裁判所の判決」「国内政治」「経済事情」「国際事情」です。

最新版の時事対策本をつかって、すべてのテーマをまんべんなく学習しましょう

自然科学(物理/化学/生物/地学)

物理は「力学」から1問が出題され、「電磁気学」からの出題もよくみられます
基本問題ばかりなので、過去問演習をかさねれば十分です。

化学は単純な知識問題が中心。
「有機化合物」をふくめ全テーマの基礎知識を整理しておくのがおすすめです

生物は「ヒト」に関する問題が頻出
この分野を重点的に学習しながら、ほかのテーマにも手をのばしていきましょう。

地学は中学理科からの出題がみられます。
しっかり復習しておきましょう。

 

特別区(東京23区)の「専門試験科目のポイント」

特別区の専門試験はマークシート式で、全55問のうち40問を選択して回答します。

憲法

憲法は全体から定番テーマを中心に出題されます。

すべて過去問の範囲に限られるので、過去問演習に取りくめば得点源になる科目です。

行政法

行政法は「行政作用法」「行政救済法」の主要テーマが出題の中心。
やや細かい知識も問われるので注意が必要です。

対策は過去問演習にとどめ、深入りしすぎはさけましょう。

民法

民法は全範囲の主要テーマからまんべんなく出題されます。

基礎知識を問う問題が多く、過去問で知識をかためておけば高得点がねらえる科目です。

ほかの試験ではめずらしい「用益物権」がよく登場するので気をつけましょう。

経済学

経済学は全範囲からバランスよく出題されます。
出題形式は「文章問題」「計算問題」「グラフ問題」などさまざまです。

過去問の類似問題が多く、難易度もあまり高くありません
ていねいに過去問演習をくり返しましょう。

財政学

財政学は「財政制度」と「財政理論」が中心で、時事的な問題は少なめです。

財政制度からは「地方財政制度」「予算」がよく出題されます。
地方財政制度については、ほかの試験より細かい内容が問われることがあるので要注意

財政理論からは「財政の機能」「財政と乗数」が頻出です。
乗数の計算問題はマクロ経済学の内容とかさなるので、財政学では暗記分野をメインに学習しましょう。

経営学

経営学は基本問題がほとんどですが、出題範囲は広めです。
「経営学説」「経営戦略論」「経営組織」が頻出テーマ。

まずは数年分の過去問をさっと確認してみます。
出題ポイントがわかったら、テキストと過去問題集をつかって要点を理解しましょう。

あいまいな部分は、テキストや過去問題集の解説をしっかり読みこんで理解することが大切です

政治学

政治は「学説」4問、「制度」1問の出題数が一般的。

政治学説は「政治過程論」「政治思想」「デモクラシー論」、政治制度は各国の「政治制度」「選挙制度」が頻出です。
政治制度は教養試験にも登場するので力をぬかないこと

基本問題が多く、難問はほとんどありません。
手を広げず、1冊の過去問題集をくり返しましょう。

行政学

行政学は「行政責任」「ギルバートのマトリックス」「情報公開制度,オンブズマン制度」などがよく出ます。
そのほか「直接請求制度」「法定受託事務制度」「大都市制度」や、「アメリカ行政学史」も頻出です。

政治学と同じように過去問で基本知識をかためておけば得点できます。

社会学

社会学は社会学者と、その学説の組み合わせ問題が頻出です。

各分野の代表的な社会学者と学説のキーワードを整理しておきましょう。

 

特別区(東京23区)の「論文試験の学習法」

POINT.1 正しい文章の書き方を覚える

ふだん文章を書き慣れてないと、文章を正しく書くことは意外と難しいものです。
原稿用紙の使い方や日本語の文法など、細かいルールはあまり覚えていないですよね。

論文試験は内容が優れていることのほかに、「文章が正しいかどうか」も形式面として採点基準になります
形式面の採点は減点法。
例えばある漢字を間違って記憶していたら、その漢字を使うごとに知らないうち減点され続けてしまうので、こわいですよね。

公務員試験の論文で、おさえておくべき正しい文章のポイントは多くありません。
すべて解説しますので、覚えてしまいましょう。

POINT.2 答案の構成を理解する

論文を書くたびに「書き出しはどうしよう?」「次の段落でなにを書こう?」と、悩んでいませんか。

論文はテーマを見ていきなり書き始めてはいけません。
まず答案の構成をつくりあげることが、なにより大切です。

構成をつくってから文章を書くと、論文全体に論理的なつながりが生まれるので、合格点を目指すことができます
「次になにを書こうか」と悩まないので文章を書く時間も短縮できるし、練習で書いた回答を1字1句記憶しておくのは無理でも、構成なら覚えられて本番で役立つんです。

どんなテーマでも使える論文の構成をマスターしましょう。

POINT.3 コツを意識する

POINT.2「論文の構成」のとおりに答案が書ければ、合格点は十分にねらえるはずです。
さらに高い得点を目指すときには、下の記事で解説するコツが役立ちます

コツといっても難しいものではありません。
文章を書くときの心がけのようなものです。

これを心がけて文章を書くようになると、数多くあるライバルの答案から抜け出し採点者の目にとまる論文になりますよ。

POINT.4 頻出テーマの答案をつくり、解答例と比べる

論文試験でよく出題されるテーマは決まっています。
下の記事で紹介している頻出テーマに対する答案を、あらかじめ考えておくのがおすすめ。

練習として書いた答案は、公務員予備校の講師などプロに添削してもらうのが一番です。
よいところ、わるいところを客観的にアドバイスしてくれて、だいたいの点数も分かりますからね。

添削をお願いできるひとがいない場合は、この記事の解答例をよく読んでみましょう

解答例は平均的な答案として書いています。
自分の答案と比べると、かいぜんするポイントが見えてくるはずですよ。

 

特別区(東京23区)の「面接試験の対策法」

POINT.1 回答の構成を理解する

面接で質問されると「どんな話をしよう?」「どういう構成で伝えたらいいだろう」と、焦ってしまいますよね。
面接独特の空気のなかで、質問にすばやく的確に答えるのは難しいものです。

でも、評価の高い面接の回答の構成には決まりがあります

この決まりを理解しておけば、本番でどう話したらいいか迷うことはありません。
落ち着いて自分をアピールすることができます。

面接官から高評価をもらう回答の構成を理解しましょう。

POINT.2 定番質問の回答をつくり、解答例と比べる

面接試験でよく問われる質問は決まっています。
下の記事で紹介している定番質問に対する回答を、あらかじめ考えておくのがおすすめ。

用意した回答は、公務員予備校の講師などプロに添削してもらうのが一番です。
よいところ、わるいところを客観的にアドバイスしてくれて、だいたいの点数も分かりますからね。

添削をお願いできるひとがいない場合は、この記事の解答例をよく読んでみましょう

解答例は平均的な回答として書いています。
自分の回答と比べると、改善するポイントが見えてくるはずですよ。

POINT.3 面接カードをていねいに作る

筆記試験を突破すると、面接カードとよばれる質問項目がならんだ用紙が配られます。
それに回答を書いて、面接時に持参するのが一般的です。

面接直前の控室で配られ、その場で記入するばあいもあります。

民間企業でいうエントリーシートのようなものです。

面接官は事前に面接カードを読み、面接の評価に加味をします。
じっさいの面接も提出されたカードにそって進行することが多いので、面接カードにどんな内容を書いておくかは、とても重要だと分かりますよね

面接官から高評価をもらう面接カードの書き方を理解しましょう。

POINT.4 落ちる人の特徴を知る

せっかくがんばって筆記試験を突破したら、「面接はぜったい落ちたくない」と思いますよね。
面接に「受かりやすいひと」もいれば、ざんねんながら「落ちやすいひと」もいるんです。

落ちやすいひとには共通点があります
こちらの記事をよく読んで、面接でこうなってしまわないよう注意しましょう。

あわせて対策法も解説するので、自覚があるひともきっと改善できますよ。

 

特別区(東京23区)の「独学/予備校」

特別区を受験するひとの半分くらいは独学、のこりは公務員予備校にかよっています。

公務員予備校はお金がかかるので、どうしようか迷いますよね。

独学でも対策可能な試験種目

  • 教養試験
  • 専門試験(択一式)

教養試験と専門試験(択一式)は、独学でも合格レベルまで得点力を高めることができます。
どちらの試験科目も、質の高い導入テキストや過去問題集がそろっているからです

難関大学合格者や勉強に自信があるひとなら、市販の参考書をつかってひたすら問題演習に取りくめば合格点をこえることは難しくありません。

 

予備校で対策したほうがいい試験種目

  • 論文試験
  • 面接試験

論文試験の対策は、頻出テーマの答案を作成し、専門的なスキルがあるひとに添削してもらう必要があります。
面接試験は本番の形式で模擬練習をなんどもくり返すことが合格への王道です。

どちらも独学で対策するのは厳しい試験種目です。

公務員予備校では、論文について頻出テーマ分析や、答案作成、添削指導など万全の対策ができます。
面接練習のサポート体制や、先輩合格者の体験記などノウハウの蓄積も十分です。

特別区は難関の公務員試験。
よほど筆記試験に自信があったり、論文対策や面接対策の環境を自前で用意できるひと以外は、公務員予備校に通う方法がおすすめです

 

わんこ先生

これで「特別区(東京23区)」採用試験の解説はおしまいです。
おつかれ様でした。